駐在員の子どもたちの宿命 ~日本人学校入学~

長男が小学生になりました。
産まれてからここまであっという間に過ぎた印象です。
赤ちゃんだったころは自分の子どもがランドセルを背負う姿なんて
想像もできませんでしたが、気づいたらランドセルです。
(あ、でも送迎時は私がランドセルを背負っている!(笑))

 

小1の壁ってどんな感じ?

長男が入学して3週間目に突入しました。
「小1の壁」とよく聞きますが、最初の1週間は何も他のことができないくらい
なんだかとっても疲れました・・・
<入学して2週間の間に起こった出来事>
・入学2日目でランドセルの付属品を紛失
・1週間で教科書が一部破れている
・4日目でスコールの中登校・見送ったまま、弁当袋渡し忘れる
・2週間経過する前に名札を破損
・息子が中耳炎発症
3週目に突入する前にいろいろ事件や心配で、母も精神的にどっと疲れます。
日本人学校は給食がありません。
朝5時起きの弁当作りで、
日々のルーティンを組み立て直し、
諸々頭の中は常に考え事してる毎日で、
送迎のおかげで毎日一万歩を歩くことになってます。

日本人学校であるが故の特別な小1の壁がありつつも、
親子ともども生活リズムの変化
忘れ物
ルーティンの立て直し
この辺りは、日本にいてもきっと同じような壁に当たるのだろうなと思います。

 

駐在員の子どもたちの宿命

一方、日本人学校が故の特殊事情があります。
私も最初の3週間で、
「え!なんてことだ!!」
と、とてもびっくりしました。

息子のクラスには同じ幼稚園から卒業した子がいなくて、みんな初めましての状態。
(これは日本でも起こりうるかな?)

・隣の席の男の子と仲良くなったと思ったら、まさかの1学期で転校して帰国へ。
・下の子が同じ幼稚園になり、一緒に登校始めた男の子も1学期で転校してアメリカへ。
・今日は同じ幼稚園を卒業した子がシンガポールへ行くので、入学して2週間でお別れ会。

次々訪れる出会いと別れ。
見送る側も、残る側も、とっても寂しい。

実は、幼稚園で親友だったTくんと一緒に入学できると思っていたのに、
まさかの本帰国へ。
「でも、Wくんがいるから大丈夫!」
と言いつつも、たまに思い出して、
「Tくんがいないんだ・・・」
やっと慣れた頃にまた新しい環境へ適応していく子達で、子どもも親もなかなか大変。
同じメンバーで一年を過ごすということは、ほとんどない。
先生もほんとに大変だと思います。
でも、子どもたちは「いつか離れる」ということはわかっていて、
寂しさはありつつも、結構受け入れています。

ママたちも常に
来年のビジョンを描きつつも全然思い通り気ならなくて、
常に「あとどれくらいいるんだろう」という不安を抱えてつつ、
今できるベストの選択肢は何かを考える。

私も今はだいぶ慣れたし乗り越えたけど、やっぱり最初の一年は辛かったかもなーと思います。

子どもたちも大きな病気もせずになんとか暮らし、もうたくましく生きていくしかない!!
とりあえず「今を楽しむ!」
そう思えると、駐在生活は少し気が楽になりますよっ♡

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